藤田エンジニアリング（高崎市飯塚町、藤田実社長）が13日発表した２０２５年３月期連結決算は、売上高が前期比１・２％増の３２６億４６００万円、純利益が12・３％増の17億８７００万円で、２年連続で過去最高を更新した。
工場の空調・配電盤設備など産業用機器の販売や設置工事、システムの受託開発といった事業が堅調に推移。利益率の高い案件を多く受注したことも増益につながった。
営業利益は35・２％増の29億５１００万円、経常利益は33・１％増の31億２３００万円だった。１株当たりの期末配当を前回予想から10円増配し60円とした。
26年３月期の連結業績予想は売上高３１０億円、純利益16億円をそれぞれ見込む。