察官に必要な体力や団体行動を身に付けてもらおうと、県警察学校（大木晋学校長）は26日、榛名山耐久歩行訓練を行った。初任科生69人が、日ごろの訓練の成果を発揮した。
初任科生たちは、前橋市元総社町の同校から高崎市の箕郷ふれあい公園まで約11キロを歩いて移動。公園から榛名湖畔までは寮の部屋ごとに４～６人のチームで約15キロの道のりを競った。坂道で声を掛け合ったり、仲間の背中を押したりしながらゴールを目指した。
１位でゴールしたチームの小沢諒也巡査（20）は「きつい所もあったが、部屋で協力して１位を取れて団結力がより深まった」と喜んだ。
大木学校長は「同期同室で助け合った経験を今後に生かしてもらえれば」と話した。