群馬銀行（前橋市元総社町、深井彰彦頭取）は、決済代行業のペイジェント（東京都）が提供するサービス「ＢｉｚＰａｙ（ビズペイ）請求書カード払い」の取り扱いを始めた。
同サービスは法人や個人事業主が対象。手数料はカード決済金額の３・08％。仕入れなどに伴い受領した請求書の支払いを、従来の現金や振り込み、手形・小切手などではなく、専用サイトからクレジットカード決済ができる。仕入れ先などへの支払日を変更することなく資金決済を最長60日繰り延べでき、資金繰りの安定化が図れる。
政府は２０２１年６月、手形・小切手を全面的に電子化する方針を公表。同行は26年３月末で手形帳・小切手帳の新規発行の受け付けを終了する。同行における21年３月の手形・小切手の決済件数は４万１４８７件で、25年３月は約７割減の１万３６６９件だった。