「闇バイト」を入り口にした各種犯罪が後を絶たない中、県警は27日、撲滅に向けた動画コンテストの公募を始めた。学生らを対象に募り、動画制作を通じて意識を高めてもらう。優秀作品を選んだ上で啓発にも活用する。
特に若い世代に闇バイトへの応募や犯罪被害について考えてもらうため企画した。幅広い世代の目に触れるよう、県警の各種交流サイト（ＳＮＳ）などから動画で直接呼びかけられるようにする。県警によると、犯罪抑止を目的とした動画コンテストを企画するのは初めて。
県警幹部らが審査し、最優秀賞、優秀賞、特別賞の計７点を選ぶ。いずれの賞もお米券などを副賞とし、最優秀賞でのお米券は５万５千円分。
動画は最長30秒とする。募集は８月31日までで、県内在住または在学の高校生や大学生世代が応募できる。個人、グループは問わない。募集の詳細は県警ホームページで公開している。