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2025年8月22日
外国人向け案内、商品充実 ベイシア大泉店がリニューアル・上毛新聞(2025/8/19)より

地域に寄り添った店作りをしようと、ブラジル人ら外国人が多く住む大泉町のベイシア大泉店は、6月にリニューアル開業した。ベイシアで初めて輸入品コーナー「BRASIL ESTRADA(ブラジル・エストラーダ)」を設けたほか、外国語の案内表示板を設置。外国人住民の利用も増え「便利になった」と好評の声が寄せられている。
昨年11月から店長を務める関口和成さんが、外国人住民がベイシアと外国スーパーをはしごして食品を調達していることを知り、「1回の買い物で済むようにしたい」と輸入品を増やす方針を定めた。
ブラジルや東南アジアなど多国籍な食材や調味料を仕入れ、日本人も手に取りやすいよう日本語の説明書きを添えて販売。バーベキュー用「ぐるぐるソーセージ」やブラジルの家庭料理で使う「カリオカ豆」、ブラジルの飲料「ガラナジュース」などが人気という。
外国人住民が店内を利用しやすいよう策を尽くした。案内板やエリアマップにポルトガル語と英語の表記を追加。地域のごみ出しルールに慣れていない人のために、回収ボックスにはごみの出し方のイラストを表示した。これまで午後8時までの営業時間を、工場勤めで帰宅が遅い外国人住民のため同9時までに延長。夜の時間帯は、利用客の7割ほどが外国人になったという。従業員の朝礼の声出しにもポルトガル語のあいさつを加えた。
関口店長は「お客さまの声を聞きながら品数を増やしたりサービスを充実させたりして、地域に根差した店を目指していく」と話した。