ガソリンスタンド運営や燃料油販売を手がける赤尾商事（高崎市上佐野町、赤尾佳子社長）は、同社で大学生向けの就業体験を開催した。県内を中心に学生14人が参加し、同社の新規事業について議論した＝写真。
同社の取り組みを関連させた新規事業を３～４人の班に分かれて発表した。積極的に助言を求める様子も見られ、最優秀に選ばれたグループは、県内産のＢ級野菜を使ったカレーをＥＶキッチンカーで販売することを提案した。
人間の活動が環境にどのように影響するかを考えるカードゲームでは、議論を通して親睦を深めていた。
今年で６回目の開催。過去には学生の案が実際に事業化した例もあり、２０２３年には同社のガソリンスタンド敷地内で廃棄直前の食品を販売し、フードロス削減に貢献した。