2025年11月7日
「昆虫の森」内の森林整備で協定 ヤマト発動機と県・上毛新聞(2025/11/5)より
県の「企業参加の森林(もり)づくり」事業の一環で、レース用ボートの製造販売を手がけるヤマト発動機(太田市)と県立ぐんま昆虫の森(桐生市)、県の3者は4日、森林整備に関する協定を結んだ。同社は2028年10月末まで、園内の森林0・94ヘクタールで下草刈りや間伐に取り組む。
生態系保全や社内コミュニケーション促進などを目的に同社が協力を申し入れた。今後、年に1、2回のペースで社員がボランティアで作業に当たる。
同施設で開かれた調印式で後藤仁社長は、木材が使用されるレース用ボートの不要な機体を同社が回収していることに触れ、「(協定により)川上から川下までカーボンニュートラルの態勢が整った」と説明。同施設の山本勉園長は「職員数が限られているのでありがたい。来園者にも喜んでもらえる」と話した。
