(株)とりせん

2025年6月12日

備蓄米 中小業者向け放出 とりせんが申請・上毛新聞(2025/6/7)より

農林水産省は6日までに、中小の業者を対象に随意契約で放出する政府備蓄米について、小売業者50社と米穀店51社の計101社からの申し込みが確定したと発表した。
本県では、スーパーのとりせん(館林市)が420トンを申し込んだ。価格は政府が目指す5キロ当たり税抜き2千円程度を目安としているが、精米の歩留まりを見て検討するという。納品され次第、全店で販売する。
スーパー「パワーセンターうおかつ」を展開するカルチャー(高崎市)は、50トンを申請した。備蓄米は収穫年別に分けたり、県産米とブレンドしたりして販売する方針。2021年産は5キロ1599円で販売予定という。同社の中嶋雄三会長(75)は「お客さまが求めるコメの価格帯はさまざまなので、幅広く用意したい」と話した。