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(株)ヤマダホールディングス

2024年5月8日

純利24.4%減240億円 ヤマダHD3月期 ▪上毛新聞(2024/05/08)より

家電量販店最大手のヤマダホールディングス(HD、高崎市栄町、山田昇社長)が7日発表した2024年3月期連結決算は、売上高が前期比0・5%減の1兆5920億900万円、純利益が24・4%減の240億5500万円と減収減益だった。
主力の家電量販事業は、物価高などで耐久消費財の家電需要減、巣ごもり需要の反動減、暖冬による季節家電の売り上げ不振が影響した。一方、住宅販売などの住建事業では、ヒノキヤグループの断熱材事業が好調に推移し、売上高、営業利益ともに過去最高を記録。ハウステックが手がけるバス、キッチンも好調だった。
金融事業では完全子会社化したハウス・デポ・パートナーズが収益に貢献し、ヤマダNEOBANK(ネオバンク)住宅ローンの販売体制強化などが売り上げを伸ばした。
営業利益は5・8%減の414億8900万円、経常利益は6・0%減の470億3700万円だった。期末配当は前期比1円増配の1株当たり13円(普通配当12円、記念配当1円)とした。
25年3月期の連結業績予想は、店舗開発による市場シェアの拡大などを進め、売上高を1兆6650億円、純利益を282億円と見込む。