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2024年5月20日

フェンシング代表 ネクサス3人 見延、敷根、永野五輪へ ▪上毛新聞(2024/05/20)より

日本フェンシング協会は19日、パリ五輪の日本代表(団体補欠を含む)18人を発表した。県勢は東京五輪男子エペ団体メンバーとして日本勢初の金メダルに輝いた見延和靖(36)と、男子フルーレの敷根崇裕(26)、同団体補欠の永野雄大(25)のネクサス(高崎市)所属3選手が選出された。県勢の代表入りは2008年北京五輪から5大会連続。本県関係で五輪代表に決まったのは3競技目で、計6人となった。
見延の五輪代表選出は16年リオデジャネイロから3大会連続、敷根と永野は東京から2大会連続となる。
見延は福井県出身。法大を経てネクサスに入社した。リオ五輪の個人戦で6位入賞し、東京五輪で団体金メダルを獲得。22年の世界選手権で日本人初の個人戦準優勝を果たし、23年12月にカナダで行われたワールドカップ(W杯)でも団体の優勝メンバーに名を連ねた。
敷根は5月に香港で行われたW杯で2位に入り、東京五輪では個人と団体でともに4位。永野は1月にフランスで開催されたW杯で、敷根らと共に銀メダルの獲得に貢献していた。
日本代表の青木雄介監督は「チームの底上げがうまくいっている。複数のメダルを取りたい」と五輪へ意気込みを示した。
本県関係ではこれまでに、レスリング女子57キロ級の桜井つぐみ(22)=育英大助手=と同62キロ級の元木咲良(22)=同、陸上男子3000メートル障害の三浦龍司(22)=SUBARU(スバル)=がパリ五輪の切符を獲得している。