2024年9月25日
《世界遺産登録10年》ゲームの舞台 製糸場を採用 ヤマダと富岡市連携 仮想空間でドローンレース▪上毛新聞(2024/09/25)より
富岡市は24日、ヤマダデンキ(高崎市)が提供する「ドローンレース」のゲームの舞台として、世界遺産の富岡製糸場が採用されたと発表した。小型無人航空機が規定のコースを飛行する時間を競うゲームで、市は製糸場の認知度が高まる効果を期待している。
同社が展開する「ヤマダゲーム」の新作として同日から公開された。メタバース(仮想空間)に製糸場の西置繭所や繰糸所が再現され、ドローンを操縦して建物の中を通ったり、障害物を避けたりしながらゴールを目指す。スマートフォンやパソコンで遊べる。
製糸場の世界遺産登録10周年を記念した市と同社による連携事業の第2弾。第1弾は、高崎駅直結の「ヤマダデンキLABI1ライフセレクト高崎レストラン」との間で相互に送客を推進する事業を行っている。
市は「ゲームは世界中の人が遊べる。製糸場に興味を持ってもらうきっかけになれば」としている。