2024年11月12日
セミオーダー型規格住宅を販売 性能と低価格両立 ヤマダホームズ▪上毛新聞(2024/11/12)より
家電量販店最大手のヤマダホールディングス傘下で住宅事業を担うヤマダホームズ(高崎市栄町)は11日、高い住宅性能を備え坪単価を抑えたセミオーダー型規格住宅「Y Limited(ワイリミテッド)」を全国の同社展示場で販売を始めたと発表した。
新商品は木造住宅で耐久性や断熱性が高く、間取りは2階建て45パターン、平屋建て15パターンの組み合わせから顧客のライフスタイルに合わせて提案する。屋根は寄棟や切り妻など四つのデザイン、玄関のドアや外壁も選べる。設計や施工を効率化することでコストダウンを実現させる。
同社は昨年10月、太陽光発電や電気自動車(EV)、蓄電設備を標準装備した住宅「YAMADAスマートハウス」、8月にカスタマイズ型注文住宅「RASIO(ラシオ)」を発売。コストパフォーマンスが高いワイリミテッドを3本目の新たな住宅の柱とする。清村浩一社長(60)は「性能を維持した上で価格を抑えた。住宅のラインアップが増え、幅広いお客さまの要望に応えられるように提案する」と話した。
県内は前橋市、高崎市、太田市、伊勢崎市、吉岡町の展示場5カ所で相談を受け付ける。問い合わせは同社(☎027・310・2244)へ。