冬木工業(株)

2025年3月12日

地域の脱炭素化目指す 冬木工業とNTT2社・上毛新聞(2025/3/8)より

冬木工業(高崎市栄町)は7日、サステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)推進協定を結ぶNTTグループ2社と冬木工業本社で記者説明会を開き、同協定に基づく取り組みや展望を語った。
SXは、持続可能な社会の実現と企業価値の向上の両立を目指す。2023年2月に締結し、同社の脱炭素化などの取り組みに対し、NTT東日本群馬支店(同市高松町)、NTTDXパートナー(東京都)の2社が支援してきた。
同社が提供する国際基準で算出する温室効果ガス排出量可視化プラットフォーム「C―Turtle(シータートル)」を冬木工業が活用。23年4月から1年間、同社の建設現場で使う重機や電気に加え、サプライチェーン(供給網)全体の二酸化炭素(CO2)排出量を数値化した。今後、協力会社を加えることで可視化を高度化し、地域全体で脱炭素化を目指す。
説明会には、同社の大竹良明社長とNTT東群馬支店の井原智直支店長、NTTDXパートナーの長谷部豊代表取締役が出席。大竹社長は「大手だけでなく中小企業の取り組みが重要。サプライチェーン全体で挑戦し成長していきたい」と展望した。

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