パチンコホール「Ｄステーション」を展開するＮＥＸＵＳ（ネクサス、高崎市島野町）は23日、千葉県浦安市のホテルで創業30周年記念式典を開いた。今月就任した星野万里社長が「どんどん前へ歩みを進めていく」と決意を述べた。全従業員１１００人が集結。節目の年を祝い、さらなる成長へ向けて結束を深めた。
星野社長は、歴史や思いを引き継ぐとした上で「未来に踏み出していく」とあいさつ。フラットな組織に変え、未来を従業員と一緒に語り合いながら、大胆な改革を進めていく考えを示した。Ｄステーションを始めた父の星野敏代表は「成長は新社長と皆さんにかかっている」とエールを送った。
会場では、業界のイメージを打破することを狙ったカジュアルな新ユニフォームが披露された。改革の一環で、日常使いできるようなデザインにした。身だしなみも自由とするという。
新社長就任や経営体制の一新を機に発展へ向けて一丸となろうと、東北から九州まで全ホールから従業員が集った。新人事制度が提示されたほか、功労者表彰も行われた。